モノとお金と、なかよく暮らす

節約するより、お片づけ。暮らしをここちよくする、モノやお金とのつきあい方。

ほぼ日のジャムと食べ比べ。オーブンドライを使ったりんごジャム、おいしくできました。

 

はじめての「オーブンドライ」ジャム

毎年、この季節になると、りんごジャムが作りたくなって。

 

今年は、オーブンドライをしてから煮詰める、という、少し凝ったことをすることにしました。

 

主人が、「ほぼ日」のネットショッピングで購入できる、「おらがジャム りんご(あか)」

をとても気に入っているようで、

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190gで1,836円という高級さ。でもとってもおいしいんです。

少しでも近いおいしさになるようにと思い、色々調べたところ、

 

「オーブンドライ」

 

ということをされているようなんですね。

 

詳しい作り方は、りんごジャムに関しては開示されていないのですが・・・。

 

そのため、完全に自己流ではありますが、「オーブンドライ」をしてから作るやり方、

というのを試してみました。

 

それなりに、おいしくできたと思うので、備忘録として書いておきます。

 

材料

・りんご (中玉一個で、190mlの瓶一つ分くらいできます。)

・砂糖  (りんごの芯などを除いた正味量の、40%くらい。)

・レモン汁(りんご一個あたり、大さじ1くらい。)

用意するキッチン用品

・まな板

・包丁

・アルコールスプレー

・ボウル

・大きめのお鍋

・へら(木べらでも良いですが、シリコンへらが使いやすい)

・はかり

・ジャム用の瓶

作り方

①瓶を煮沸消毒

乾くのに時間がかかるので、いの一番に瓶を煮沸消毒しましょう。

5分弱煮れば十分です。

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ふたごと、一気に煮沸します。

時間が経ったら、干しておきます。

干すところはアルコールスプレーを撒いておくと安心です。

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②りんごを洗う

よーくりんごを洗います。

今回は皮ごと使ったので、塩を使ってゴシゴシ洗いました。

 

③材料をはかる

はかる順番は、りんごから。

取り除く芯や皮(今回は皮も使用しましたが)の重さは、全体の15%くらいとのことなので、それを引いたグラム数を記録しておきましょう。(この場合は688g)

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今回は、親へのプレゼント用も作りたかったので多めに3つ

砂糖は、りんごの重さに合わせて。

30%と40%の間をとって、このくらいにしました。

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砂糖の量は、りんごの重さの30%〜40%が目安です。

④レモン汁の準備

切った矢先からレモン汁に漬けて置かないと、りんごの色が変わってしまい、ジャムの色が悪くなるため、あらかじめ準備しておきます。

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大きめのボウルが便利です。

⑤りんごを切る

3ミリくらいの厚さにスライスします。

大きさは3センチ四方くらいが良いと思います。

厚さは、厚めだと食感が残りますし、薄めだと火が通りやすくて、果肉感は少なめになります。

大きさ、厚さとも、お好みで調節してください。

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⑥レモン汁に漬ける

切ったものからすぐにレモン汁へ。

時々かき混ぜて、まんべんなくレモンが行き渡るように。

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⑦オーブンドライをする

どのくらいの温度でやるのか、どのくらいの時間やるのか、

 

全く見当がつかなかったのですが・・・

 

温度が高すぎても、カラカラになってしまいそうだし、

 

時間が長すぎても、香りが飛んでしまいそうなので、

 

保守的に、「140度、1時間」

 

にしてみました。

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天板のクッキングシートが足りなかったので、耐熱皿も使ったのですが、

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半分くらいしかクッキングシートがない・・・

おいしそうな果汁が、結構クッキングシートに染み出してしまっていたので、

耐熱皿のみでやったほうが、果汁も無駄なく使えて良かったかも。

 

あと、一部カラメル化している部分があったので、

 

時間を短縮するか、何か方法を変えたほうが、より良いかもしれません。

 

⑧りんごと砂糖を煮る

いよいよ砂糖とりんごを煮詰めます。

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りんごを先に入れて

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お砂糖を入れて混ぜます。

うちはIHなのですが、温度設定は180度。

ガスなら強火で。

 

加熱中は混ぜ続けながら、

オーブンドライをする場合は、10分くらいの加熱時間で完成しました。

 

完成したか、の判断は、ジャムテストで。

液体部分を、冷水に少し落として、散ってしまわず沈んだらOKです。

 

⑨瓶詰め、空気抜き

最後に瓶詰め、空気抜き(真空加工)です。

 

ジャムの鍋とは別の鍋に、浅めに水を張って沸かします。

 

乾いた瓶にジャムを入れたら、蓋を乗せて、沸騰したお湯に漬けます。

(お湯がジャムに入らないように注意してください)

 

そのまま3分くらい煮立たせたら、引き上げて、ミトンなどを使ってしっかり蓋を閉めます。(火傷に注意)

 

蓋を閉めたら、逆さまにして冷まします。

 

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瓶が小さめだったので、余りはWeckへ(すぐ食べる用)

冷めたら出来上がり!

 

いざ食べ比べ

冷めて冷やしたところで、「おらがジャム」と食べ比べ。

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クラッカーに乗せて、いただきます!

味は・・・流石に全然別の味。

別に優劣がすごくあるわけではなく、どっちもそれぞれにおいしいな、という感じです。

 

主人からは「700円くらいなら買う!」との評価。

 

おらがジャムは、りんごのほのかな酸味が後味に残って、甘みはすっきり。

作ったほうは、酸味はほぼレモン果汁によるもの。味は、アップルパイの中身みたいなイメージです。

 

そもそもりんごの品種が、おらがジャムは紅玉、今回作ったのはふじなので、そこから違いますし、砂糖も、きび砂糖を使ったので、同じにはなりませんよね。(色も赤にならなかった)

 

ただ、オーブンドライをすると、(自己流でも)普通に煮るよりもおいしくなることはわかりました。

 

他の果物で作るときも、試してみたいと思います。

 

 

 

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

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