モノとお金と、なかよく暮らす

節約するより、お片づけ。暮らしをここちよくする、モノやお金とのつきあい方。

100円ショップで買える、本当にお気に入りのキッチン小物

100円グッズを減らしていたのですが・・・

こんなタイトルを付けましたが、実は今、100円ショップのモノをすごく減らしています。

 

ひとり暮らしの頃は、100円ショップをすごく活用していて、

 

キッチングッズをはじめ、色んなモノを100円で揃えていましたが・・・

 

100円のモノって、生活感がでがちなものが多いな、と思って。

 

タッパー、ティッシュケース、収納棚、季節ものの飾りなどで、100円のものはたくさん手放しました。

 

モノによっては、むしろ100円ショップがいい

 

でも、モノによっては、

 

「むしろ100円ショップのコレが良い!!」みたいなものもあって。

 

今回は、「お気に入りの100円キッチン小物」をご紹介します。

 

①とめねこクリップ

一つ目は、「とめねこクリップ」

ねこの形のシンプルなクリップで、使いかけの袋ものを留めておくのに使っています。

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黒ねこと白ねこの2個セット。よく考えると高いかなと思いますが・・・

実用的かつ可愛いのでつい買いましたが、クリップ2個で100円って、実は高い。

でも、クリップが意外にとっても強力で、使っていてストレスがありません。

厚めのものも、きちんと留まります。

たくさん使っていても、弱くなる気配もありません。

 

「袋を留めていたクリップが、いつの間にか取れて困る」

 

という方や、

 

「便利なので洗濯バサミで食品の袋を留めている」

 

という方に、試していただきたいです。

 

買える場所は、セリア、キャンドゥなどです。

②レンジフードフック

換気扇のカバー部分に引っ掛けるだけで、キッチンツールのつるし場所が作れる、

 

「レンジフードフック」

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キッチンツールを掛けておくのに、もはやなくてはならない存在。デザインもシンプルで好みです。

このデザインのものは、壁にピッタリ張り付いてくれるので、安定感抜群。

スチール製で、ブラックの塗装もしっかりしています。余計な装飾もないので、近くで見ても安っぽさがありません。

 

ガスコンロ周りにキッチンツールを引っ掛ける方法としては、強力マグネットフックなどもよく使われています。ただ、マグネットフックは1個100円することを考えると、こちらの方が揃えやすいと思います。

 

換気扇周りに引っ掛けるところがある人には、とてもおすすめです。

 

このデザインのものは、ダイソーで購入できます。

 

③インデックス フリーザーバッグ

 

最後は、インデックスフリーザーバッグ。

 

食品以外にもたくさん使っています。

 

生活感が出にくいジップロック系の袋は、これ以外にあまり見たことがありません。

IKEAのなどはおしゃれかもしれないのですが、好みに合わなくて・・・)

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S ,M,Lのサイズ展開です。我が家は全サイズを常にストックしています。

冷凍・冷蔵・解凍が可能です。ただ、解凍以外のレンジ加熱や、熱湯に漬けての

調理はできないので注意です。

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どのサイズも、白、黒、グレーの3色が入っています。モノトーンで、生活感が少ないところがお気に入り。

インデックスは、立てる収納にも役立ちます。

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こんなふうに、インデックス部分に中身を書いて、立てても上から見やすいです。

この商品、今のところダイソーでは見たことがありません。

よく見かけるのはキャンドゥ、セリアや、ワッツでも売っていることがあります。


100円ショップの愛用品の特徴

今回おすすめしたモノは、

 

「えっ、こんなものまで100円で!?」

 

みたいなものではありません。

 

むしろ、他の店でも100円前後で売っているようなモノです。

 

本当は500円くらいしそうなのに、100円で売っているもの、というのは、

どうしても安っぽさが出がちです。

 

「もともと100円くらいのモノ」だけれど、「コレがいい!」という理由があるもの

 

を、愛用しています。

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 


 

モノを手放すのは、ジェットコースターに少し似てる

モノを手放し始めて感じている、

 

「手放すことって、なんだかジェットコースターに似てる」。

 

あんまり、ピンときませんか?

 

ジェットコースターが心底怖くて嫌いな人には、わかってもらえないと思います・・・

 

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みている時がいちばん怖い・・・

ジェットコースターって、私がいちばん怖いのは順番待ちをしている時です。

 

人が乗っているのを眺めながら、

 

「あの一回転、怖そうだな」

「何回ひねるの??うわー」

 

みたいなことを心の中で思いながら、ドキドキしています。

 

でも、乗ってしまったら全然怖くなくて、むしろ楽しい。

 

終わったら、「もう一回乗りたい!」みたいになることもあります。

 

 

 

モノを手放すのも、この感覚に似ていて。

 

何かを手放す前って、とても「こわさ」がありますよね。

 

「捨ててしまって、後悔したらどうしよう」

「必要になったらどうしよう」

 

でも、手放してしまえば、意外と大丈夫で。

 

「あ、あれなくても大丈夫だった」

「思い出のモノと思っていたけど、手放しても寂しくないな」

 

みたいなことがほとんどです。

 

場合によっては、そのモノがあったことすら、すぐに忘れてしまったり。

 

そして最後には、

 

ずっと「手放した方がいいかな」と、心に引っかかっていたのがなくなって、すっきり。

 

もっとすっきりさせたくて、

 

「あれも手放してみようかな」

「これも使わないかな」

 

と、するするとお片付けが進んでいくこともあります。

 

 

大切なのは、一歩踏み出してみる勇気。

 

ジェットコースターでいちばん頂上に来た時みたいに、

 

みたことのない世界が広がっています。

 

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ふと気づいた、「時短疲れ」。お片づけが効きます。

何かと忙しい年末。

 

じゃなくても、「時短料理」「掃除の時短術」「時短家電」「エクセル時短術」など、

 

なんとか時間を節約するための情報、多いです。

 

結構こういう情報が好きだったりして、記事を読んでは実践してみたり、

 

自分なりの「時短術」を編み出して試したりもしていました。

 

しかし。「時短」って、つまりは、「時間に追われている」というベースがあるということ。

 

それに気づいてから、「時短」というワードを聞くと、猛烈に疲れを感じるようになりました。

 

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たったの5分で!みたいなことに、結構疲れて。いいじゃん、もう少しのんびりやろうよ。という気持ちになることが多くなりました。

「私も同じ気持ちだ!」と思った方。

それ、お片づけが効くと思います。

 

私が時短に疲れるわけ

「時短」を意識して、一生懸命だった頃は、

 

「こんなに短い時間で、こんなに色々できた!」というところに満足感を覚えていました。

 

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10分でパスタ作って、10分で食べて、5分で洗い物して、お掃除もして、テレワークの昼休み充実!みたいな。


でもこれって、結局時間に追われているだけなんですよね。

 

家事は苦手でも、時短を意識すると更に、急かされる気持ちになって、ますます家事が嫌いになります。

 

仕事も同じで、腹を据えて時間をかけて取り組めば、それなりに発見もあって面白いところを、

 

「残業削減だ!休みも取れ!早く仕事を切り上げろ!」

 

という号令に従って、

 

「とにかく早く、業務をこなさなければ」

 

と時短に走ると、途端につまらなくなる。

 

この「急かされる感覚」に、疲れてしまったのです。

時短は結局、部分最適

「時短」というのは、

 

「今かかえているものごとを、いかに早くやり遂げるか」

 

に光を当てたソリューションです。

 

だから、やること自体はちっとも減っていません。

 

少し方法が違うだけで、手を早く動かしたり、手順に慣れて早くできるようになったりすることと、結局は同じ。

 

頭の中の「やることリスト」も同じままです。(これが溜まっているととても疲れる)

 

部分的に、やり方が最適化されただけで、根本が解決されていないんですね。

 

多すぎるモノごと

「でも、やることは多いし、減らせない。」

 

と思いますよね。

 

限りある人生と時間、少しでも有効に使いたい。

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昔は、スケジュール帳をテトリスみたいに埋めていました。

その気持ち、とてもよくわかります。

 

旅行も行きたいし、飲み会もしたい。休日は出かけたいし、ご飯はちゃんと作りたい。

仕事もがんばりたい。

 

最近思うのは、

 

「全部は、無理だよ。キャパオーバー。」

「それって、ほんとに全部、今やりたいこと?」

 

 

モノに向き合うと見えてくる、「なにが大切か」

お片づけで、モノに向き合って考えるのは、

 

「これは、今の私にとって大切?」

 

ということ。

 

モノの数だけ、これを繰り返します。

 

1000個モノがあったら、1000回です。

 

続けていると、

 

「スノボは大好きだから、夏は使わないけれど、ボードは大切」

「ゴルフは楽しかったけど、自分から誘ってまでするほどじゃないから、ゴルフセットは売ろう」

「仕事のパソコン・・・見るのも嫌だな。今の仕事、好きじゃないな」

「ミキサー、買ったけど、全然使わなかった。料理に手間かけたくないし」

 

と、だんだん大切な「こと」まで、見えてきます。

 

自然に「こと」とも向き合える

モノを通じて、大切な「こと」を見つけられるようになると、

 

普段の生活でも、大切な「こと」とそうじゃない「こと」がはっきりしてくるときがきます。

 

・今まで、見たいと思っていたドラマ、実は惰性で見ていた。

・飲み会、帰ってくるとドッと疲れが押し寄せることに気づいた。

・なんとなく眺めるSNS、見ながらモヤモヤしていた。

・会社推奨の資格の勉強、ほんとは全然したくない。

 

こういう、「ほんとはたいしてしたくなかったこと」に気づいたり、

 

・もっと、夫と話す時間が欲しい。

・料理をもっとがんばりたい。

・自営業で独立したい。

・コーヒータイムを充実させたい。

 

みたいに、「今できてないけど、豊かにしたいこと」を発見できたりします。

 

 

お片づけで叶う、全体最適

お片づけを通じて、モノごとに向き合うようになると、

 

「やらなくて、だいじょうぶなこと」

 

がたくさん見つかります。

 

わたしの場合、

 

・頻繁に飲みに行くこと

・休日の予定をびっしり埋めること

ユニクロやGUに毎週立ち寄ること

・ネットショッピングに時間をかけること

・キャンペーン情報を追いかけること

 

をしなくなりました。

 

その代わり増えたのは、夫と過ごす時間、コーヒーを飲む時間、近所を散歩する時間、お片づけの時間。最近だとブログを書いたり、インスタを投稿する時間です。

 

単なる「時短」ではなくて、

 

自分の「本当に今、時間を使いたいこと」

 

を見つけることで、

 

そうではないことをやめていく。

 

すると、そんなに「時短」を意識しなくても、毎日がまわります。

 

お片づけは、そんな気づきに、役立ちます。

 

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その「お得」、誰のため?

少し前まで、すごく「お得」を意識していました。

 

スーパーを値段で使い分けるタイプであった実家の影響もあるのか、

 

・食材や消耗品はできるだけ安いモノを探し、

・何か買うときは、最安値を時間をかけて検索し、

・「ポイ活」もやってみたり、

・「お得」な情報を見かけると、つい見てしまう。

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ポイント含め、どこが最安値か、必死に計算していました。

しかし、

 

お片付けを積極的にするようになって、

 

「これって、なんか違うんじゃないか」

 

と思うようになりました。

 

なんのためのお得?

もちろん、「お金をなるべくたくさん貯めるため」であるのですが、

なんのためにお金を貯めるのか、というと、

 

・「家族と、将来安心して暮らすため」

・「将来かかってくるお金が不安だから、できるだけ貯める」

・「お金はあればあるほど安心だから」

 

全部、「未来」に視点があります。

 

「今」に目が向けられていないんですね。

 

 

そのお得で、誰かが喜ぶ?

なんのためにお得を意識していたかというところで、「家族のため」ということを挙げました。

 

たとえばネットショッピングをするとき、決まったサイトでサクッと買えば、5分で終わる

ところを、

 

少しでも安く買うために、ネット上を探し回ったら、あっという間に1時間くらい経ってしまいます。

 

・その間、家族は自分と話したかったかもしれない。

・その時間で、マッサージでもしてあげたら、喜んだかもしれない。

・ちょっと凝った料理を作ることもできた。

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お財布事情を考えている間に、できることがたくさんありました。

未来で、家族のためになると思ってしていたことが、今、家族のためになっているか。

 

振り返ってみても、

 

「あのとき、母親がお得なモノを買ってくれたなぁ」

 

となどと思い出すエピソードは何もありません。

 

それに、お得に費やす時間って、自分も特に幸せじゃない。

本を読んだり映画をみたりしていた方が、いい時間を過ごせていたと思います。

 

せっかく家事を時短しても・・・

時短家電や、時短術がとても流行っています。

 

私も、ドラム式洗濯機を買いました。

できるだけ、家事も時短できるように努力もします。

 

しかし、時短には限りがあって、

 

全部で2時間かかるところを、30分にする。というのは、なかなか無理があります。

 

一方で、お得を求めてかける時間は、結構長いんじゃないか、と思いませんか。

 

・ポイ活で30分

・ネットのセールを眺めて1時間

・クーポンを探して5分

・節約記事を読むのに10分

・安く買うための検索、計算で30分

 

きちんと測ってみると、このくらいかかっているような気がします。

 

家事を時短して得られた時間、「お得」のために消えていたかもしれません。

 

結論:「お得」に時間を費やすより

節約のため、将来の貯金のため、と「お得」に時間を費やしていると、

 

「今」できる、大切なことが、できなくなってしまいます。

 

「お得」に時間をかけるより、意識しているのは、

 

「今、自分と周りが幸せか」

 

ということです。

 

そのために、

 

「身の丈にあった、満足できる暮らし」

 

を心がけるようになりました。

 

・自分がどんなことに満足して、

・どんなとき幸せで、

・そのためには、どれくらいお金が必要なのか。

 

それがわかれば、むやみに「お得」を求めなくても、だいじょうぶ。

 

これを教えてくれたのは、「お片づけ」です。

 

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つっぱり棒、地震が来ても落ちないようにするグッズ

最近、地震多いですよね・・・。

昨晩なんて、3回も!!

 

地震自体怖いし、こんなに地震ばかりあると夜落ち着いて寝られないですが、

 

もう一つ怖いのが、

 

つっぱり棒の落下。

 

賃貸で、石膏ボードメインで作られている壁のため、

つっぱり棒を目一杯つっぱると、壁がどんどん開いていきます。

 

地震が来るとさらに歪んで、目一杯つっぱったのに、落下してしまうこともしばしばありました。

 

ものすごい音がするので毎回びっくりしますし、付け直すのも(主人がですが)大変そうなので、

落ちない対策グッズを探していました。

 

昨日の地震に怯えて付けましたので、ご紹介します。

 

つっぱり棒が落ちないグッズ

平安伸銅工業の、「Support Bord 突ぱり強力サポート板」

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ジャッキ式つっぱり棒用 耐荷重50kg Amazonで595円



平安といえば、強力なつっぱり棒自体も作っているメーカーです。

我が家のつっぱり棒も平安だったので、多分ピッタリだと思い購入しました。

 

使い方は、本当はホチキスを使うのですが・・・

本当は、石膏ボードならホチキスどめで簡単にできるはず。なのですが、

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ベニヤ板はネジ、石膏ボードはホチキスで取り付けるのですが・・・

180度開くタイプのホチキスが必要です。我が家は、ありませんので・・・

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虫ピンと、カナヅチで、なんとか留めます。

 

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最初の位置を、鉛筆でマークして、その場所にこの商品を設置。

仕上がり

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上下四箇所留めて、仕上がりはこんな感じです。(四箇所にしたのは「まぁ、このくらいでだいじょうぶじゃない?」という推測によるもの。もっと打った方がいいのかもしれません・・・)

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あとは普通につっぱり棒を取り付けるだけです。

ホチキスが使えたらだいぶ楽だったと思います・・・

(カナヅチで一個一個打つのはなかなか大変そうでした)

使うメリット

耐荷重が大幅に上がって、落ちにくくなることはもちろんですが、

 

これがあることで、つっぱり棒自体の取り付けが楽なことが、とても良いです。

 

せっかく位置を合わせたのに、つっぱり棒をつける作業の時にずれてしまる、ということが

なくなります。

 

もし、地震が来たときに落ちてしまったら、報告します・・・

使うデメリット

ベニヤの場合は、壁に穴が空いてしまうことです。

石膏ボードの場合で、ホチキスを使えばそれほど気にならないと思います。

 

あとは、付けない方が見た目が良いですね・・・。

 

地震のときの、安全対策

地震でつっぱり棒が落下した場合、避難が必要なときは、思わぬ障害になる場合があります。

少しでもリスクを減らすために、こういったグッズを活用して、備えておくことが必要だなぁ、と思います。

安全に支障がなくても、地震のたびに落下していたら、毎回疲れてしまいますしね・・・。

 

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モノが増えない買い方ってあるんだろうか?

ひさしぶりに、お買い物に行きました。

 

もっぱらネット通販が多いのですが、

久々に行ってみると、お買い物って、あらためて、たのしいですね。

 

ネットで買うのもたのしいですが、現物をみると、ぜんぜんちがう。

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バックパックを見てきました。(その場で買いたかったのですが、在庫がなくネット注文です)

一方で、買ったら当然、モノは増えるわけで・・・

 

「モノが増えるいっぽう」と、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

どうしたら、買ってもモノが増えなくなるのか?を、まとめました。

モノが増える理由と対策

①そもそも、モノが増える理由

たくさん手に入れて、手放さないから。

 

これにつきます。

 

モノは、勝手に入ってきたり、出て行ったりしません。

ぜんぶ、自分が買ったり、もらったりして、自分が手放した結果が、今のモノの量です。

 

たぶん、多くの人は「買うこと」には意欲的で、意識的でも、

「手放す」「捨てる」ことは、あまり意識していない、と思います。

わたしもそうでした。

 

じゃあ「捨てる」ことを意識すればよいのか、というと、

ちょっとそれはしんどくないですか?

捨てるのって、結構気持ちのハードルが高いですから・・・

 

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使わなくなった手帳バンドとペンホルダー。こういう地味なもの、捨てるのがしんどい人も多いのでは。

ここで持ちたい視点は、「捨てる」ではなくて、「そのモノとの関係性を考える」ということ。

 

「気持ちよく使えているか」「使っていて、違和感はないか」「そもそも、使ってあげられているか」

 

少しでも「??」と思うところがあったら、手放す候補に入れておいて、

 

気持ちの整理ができたら手放すことをしていくと、

 

モノがだんだん気持ちの良い量におさまっていきます。

②モノを増やさないために、「欲しい」と「必要」を区別する

買い物をするときの意識です。

 

ネットでも実店舗でも同じですが、売られているモノをみて、

 

「欲しい」と思ったとき、

 

「必要」と錯覚してしまうことがあります。

 

マーケティングはとても進化しているので、錯覚「させられてしまっている」といった方が

近いのかもしれません。

 

「痩せたい」と思っている人が、

 

「痩せるためのマストアイテムはこの着圧スパッツ!」

 

という広告を見たら、「買わなきゃ」となりそうですよね。

 

「買わなきゃ」と思ったら、いったん冷静になって。

 

・一週間置いてみる

・買わなくても目的を達成できるか考える

・メルカリでおなじ商品を検索して、出品理由を調べる

 

など、買わないためのアクションも起こしてみると良いです。

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この話は実話に基づいています。ヒップアップしたい時期があって、こういう着圧スパッツをたくさん買い漁りました・・・筋トレの方がおそらく100倍効果的。スパッツはメルカリで手放しました。(すごく売れ行きが良かった)

③モノの「出口戦略」を立てる

「出口戦略」って、聞いたことありますか?

戦争や、投資活動で、損害を最低限に抑えながら撤退するための作戦のことです。

 

ちょっと大袈裟ですが、モノについても「出口戦略」を立てておくと良いです。

 

服を買うときは、「着なくなってしまう場合」

食器を買うときは、「すぐ欠けてしまった場合」

化粧品なら「肌に合わなかった場合」

など。

 

「出口」は、「売る」「譲る」「捨てる」など、なんでも良いので、

 

とにかく、「決める」ことが大切。

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このリュックは、「新しいリュックを買ったらすぐ売る」と決めていたもの。最初の写真のリュックを買った次の日にメルカリで手放しました。

決めておかないと、「意外と、使わなかった場合」に、しまいっぱなしになってしまう

可能性が高いです。

 

人間、自分で決めたことは、実行しやすいと言われています。

「出口戦略」をきちんと立てておくことで、家が使わないモノだらけになってしまうことを防げます。

 

モノをむやみに増やさないために

モノを買うのは、基本的に生活を心地よくするため。

むやみにモノが増えてしまっては、かえって生活の妨げになってしまいます。

 

「モノが増えない買い方」を意識すれば、

 

暮らしが一段、よくなります。

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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もっと、「もったいない」を考えよう

モノを手放すとき、必ず直面する、

 

「もったいない」。

 

お片づけの手が止まる、やっかいな気持ちです。

 

言葉の意味をあらためて調べてみると、

 

有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。」(goo辞書)

 

「『物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている』状態やそのような状態にしてしまう行為を、戒める意味」(wikipedia

 

とあります。

 

こうして見ると、納得感が高い説明ですが、

 

シンプルにこれだけであれば、

 

「もったいない」を理由に、お片づけの手が止まることはなさそう、と思ってしまいます。

 

もう少し、「もったいない」の裏側を考えてみました。

 

モノに対する「もったいない」を整理する

モノをもったいないと思う気持ちは、大きく3つに分かれます。

①モノ自体に対しての感情

•まだ新しい

•まだ使える

•使ったら便利

 

これらは、モノ自体の持つ可能性に対する、「まだ活用できるのに」という気持ちです。

 

ところが、「モノ自体」というところがくせ者。

 

自分にとってどうか、が抜けてしまっているのです。

 

そのモノ自体は、素敵に使いこなせる可能性を秘めていることも多い

 

でも、自分が使うか、使いたいか、活かせるかは別の問題です。

 

しまいっぱなしで、活かせないことが、もったいない。

 

自分にとって、好きか、必要か、大切か。

 

この軸をもつと、判断がしやすくなります。

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まだまだ使えるジーンズですが、裾のフリンジやカットが年齢に合わず、なんだかしっくりこない。
買い手もつかないので手放すことにしました。



②買った時のお金に対する感情

一生懸命仕事をして稼いだお金です。

そのお金で買ったモノに対して、

 

「こんなに高かったのに、もったいない」

 

と思うのは自然なこと。

 

しかし、

 

どんなに高かったものでも、モノに変わった時点で、

 

そのお金は戻りません。

 

売っても大した金額にならないのが実情。

 

それに、

 

買った値段と、今の自分にとっての価値は、

じつは、あまり関係がありません。

 

「高かったし… 」

 

と思ったら、

 

「今、いくらなら買うか」

 

を考えるのも良い方法です。

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高かったブランド財布。買い換えたのに、高かったという理由で手放せませんでした。
メルカリで、ほぼ利益なしですが、買ってくださるかたにお譲り。



③資源がもったいない

ゴミにしてしまったら、

 

そのモノはたぶん、燃やされて灰になるか、

埋められて、長い時間をかけて分解されます。

 

環境への意識が高まっている今だから特に、

 

捨ててしまうことに対して、罪悪感があるのはしかたありません。

 

売れるモノはどんどん売って手放せるのに、

 

100円ショップのモノなど、売りにくい、譲りにくいモノは、なかなか手放せない人もいると思います。

 

その気持ちは、まずはいったん、受けとめて。

 

たしかに資源は大切で、買ったモノを長く活用できることがベストです。

 

でも、好きじゃないモノに囲まれて、

 

溜め込んで、

 

満たされない心のせいで、

 

また買ってしまう。

 

これを繰り返してしまうより、

 

お気に入りだけ残した方が、

 

買うモノも少なくて済みます。

 

あなたが買っていても買っていなくても、

 

そのモノは作られた時点で、資源を使っています。

 

あなたが買って、捨てなくても、

 

売れ残ったら、遅かれ早かれ廃棄される運命だったかも。

 

だから、捨てることに罪の意識を持たなくてよいのです。

 

「もったいない」と、うまく付き合う

 

本来、「もったいない」は、モノを大切に思う、すてきな気持ちです。

それが、お片づけのさまたげになっては、悲しいこと。

 

気持ちと向き合って、整理して、

 

お片づけをすんなり進められるようになりたいですね。

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

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